残業代請求裁判の内容と現状

国際自動車の賃金明細には、時間外手当、公出手当(休日出勤手当)、深夜勤務手当が、項目としてあり金額も記載されていました。しかし、この合計金額が、歩合給から差し引きされています。ですから、残業代が支払われていなかったのです。この事実を会社に突きつけたら、会社は「裁判でもなんでもやればいい。」と会社が言ったので、裁判を始めました。

 1次訴訟は、東京地裁で勝訴、東京高裁でも勝訴、最高裁に行き、最高裁は、高裁に差し戻しし、高裁で敗訴。そして、最高裁に上告しました。最高裁は、3月30日、国際自動車の賃金制度は、労働基準法37条の趣旨に反すると判断し、高裁に差し戻しました。

 8年かけて、ようやく、残業代払えの判断を勝ち取ることが出来ました。みなさんのご支援に感謝しています。

 実際に不払いだった残業代を支払わせるために、頑張ります。引き続くご支援よろしくお願いします。

 高裁の裁判の日程は、調整中ですが、2次訴訟は、10月13日(火)13:30~812号法廷で行われることになりました。

 3次4次の裁判の日程は、今、調整中です。決まり次第、報告します。