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最初は交渉から始まる

男性弁護士

大阪で残業代請求を実施する場合、すぐに裁判が行われるというイメージを持っている方もいるかもしれません。残業代請求において、裁判になるのは最終手段であって実際に訴訟まで発展するケースは少なくなっています。ほとんどの大阪における残業代請求は、最初の示談交渉のステップで解決しています。示談交渉は会社との交渉のことで、納得できる金額の残業代を払ってもらえるように弁護士が会社側と交渉します。また残業代の計算や会社との交渉は、すべて弁護士に任せられます。実際に示談交渉がまとまるまでには、2~3ヶ月ほどかかる場合が多くなっています。

示談交渉でまとまらない場合

示談交渉で大阪の残業代請求がまとまらなかった場合には、労働審判のステップに移ります。労働審判は話し合いと訴訟の中間のような存在で、調停や裁判所からの審判によって残業代を払ってもらう仕組みです。期間は2ヶ月半程度ですが、長い場合と4ヶ月ほどかかるケースも見られます。また労働審判で解決した場合、守秘義務契約を結ぶことが多いため周囲にバレるリスクは低くなります。万が一労働審判の結果について労働者か会社側が同意しない場合には、裁判所で訴訟が行われます。訴訟は時間がかかるという点を理解して、手続きを進めていくようにしましょう。

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